ライトノベルアワード2007 学園部門賞を受賞、シリーズ累計発行部数200万部超を誇る雨木シュウスケ(著)・深遊(イラスト)の大人気ファンタジー学園ライトノベル『鋼殻のレギオス』(富士見ファンタジア文庫刊)。ファンから圧倒的な支持を得ながらも、あまりのスケールの大きさに『映像化不可能』と言われ続けてきたこの話題のシリーズが、ドラゴンマガジン&富士見ファンタジア文庫20周年記念作品としてついにTVアニメ化決定。1月10日よりtvkほかで放送がスタートすることになり、それに先駆けた昨年12月28日に東京・秋葉原にあるAKIHABARAゲーマーズ本店のイベントスペースで、TVアニメ『鋼殻のレギオス』第1話の先行上映と、メイシェン・トリンデン役を演じる大亀あすかのトークショーからなる試写会イベントが行われた。
イベントは番組宣伝用の映像と、出来たてホヤホヤという3月27日発売予定のDVD第一巻のCM映像の上映からスタート。壮大なストーリーへの期待感を高めてくれる番組宣伝映像と、中原麻衣演じるフェリ・ロスをフューチャーしたDVDのCM映像に客席のファンはさっそく釘付けといった状態。その興奮が冷めやらぬ中、メイシェン・トリンデン役を演じる大亀あすかがステージに登場。小柄で可愛い大亀が笑顔で「おはようございます」と挨拶すると、観客も「おはようございます」と全員で挨拶し、なんだか会場は和やかな雰囲気に。
イベントへの出演が2回目、さらにひとりでのイベントは初めてということで「緊張します」という大亀だったが、自己紹介にはじまり、自身が演じているメイシェンについては「オドオドしている感じですが、料理を作ったりとすごく女の子らしいキャラクター。引っ込み思案で自分の想いを伝えられなかったり、なんだか自分に似ているなと感じたりもしています。それとおっとりしているようですが、芯のしっかりした自分というものをちゃんと持っていまして、そんなところは素敵だなと思います」とコメント。また主要な登場人物が50人以上という作品ということもあり、第一話の見どころについては「すごくたくさんのキャラクターが登場します。その一人ひとりに注目して欲しいです」とのこと。ほかにも声優を目指したきっかけや、この作品がデビュー作ということもあって初体験となったアフレコの様子などを語ってくれたりとトークに一生懸命といった大亀。そんな彼女の初々しい語り口や仕草を見ているだけでなんだか癒されるような、そんな雰囲気に会場は包まれていった。
トークに続いては『鋼殻のレギオス』第一話の上映となったが、しょっぱなから巨大モンスター『汚染獣』と繰り広げられる高いクオリティとスピード感満点の迫力のバトルシーンがスクリーンに映し出されると、会場の雰囲気は熱を帯び、客席のファンは一気に作品世界に引き込まれていった模様。さらに『学園都市ツェルニ』を舞台に、自分の予想と違うかたちで学園生活を送ることになった主人公の少年・レイフォンと、個性的なメンバーたちと出会いなどもしっかりと描かれており、今後の伏線や人間関係も気になるといったところ。随所に原作ノベルと違うアニメ独自の演出などもあったりと、『学園ファンタジーNo.1』と言われる原作の雰囲気を壊すことなく、アニメならではの見せ方で作品を昇華させたものとなっており、客席に座る原作ファンやこのアニメから初めて作品に触れたファンの両方が楽しめる内容なっていたようで、上映終了後には大きな拍手が湧き上がっていた。そんな会場のファンと一緒に第一話を見た大亀は「すごいです。映画みたいでした」と、予想以上の完成度にドギマギといった様子。自分の演じたメイシェンについては「自分が演じている声を聴いて、すごく不思議な気持ちになりました」などとやはり新人らしいコメントを語ってくれた。
イベントの後半はアフレコのこぼれ話などを披露してくれたほか、サイン入りポスター争奪ジャンケン大会に突入。最後に「本日はコミックマーケットなのにもかかわらず、試写会に来ていただきありがとうございました(笑)。みなさまのおかげで無事イベントを終えることが出来ました。機会があればまた参加したいと思いますので、どうぞこれからもよろしくお願いします。『鋼殻のレギオス』をぜひ見てください!」と大亀がコメントして試写会イベントは終了となった。