2007年4月28日(土)より、全国ロードショウ公開中の映画「真・救世主伝説 北斗の拳 ラオウ伝 激闘の章」。その初日舞台挨拶が東京・渋谷の渋谷東急で行われた。
舞台挨拶駆けつけたのは、ケンシロウ役の阿部寛、ユリア役の石田ゆり子、赤鯱役の角田信朗の3人。そのなかで阿部寛は、「今回、ラオウをどうやって葬ってやろうかと思っていました。もちろん、これまでずっと読んできた原作のイメージを壊さないよう、愛情を持っての意味ですが。」と会場を沸かせた。作品についても「出来上がったアニメのクオリティも高く、完成度があがっていて満足しています。」と語った。
続いて石田ゆり子は「みんなに愛されるユリアですが、"なんであの人がユリアなの!?"と言われたら嫌だなと思ってました。とても難しい役でした。中学生の頃、周りはみんな『北斗の拳』一色でしたが、その頃の隣の席だった男の子に教えてあげたいです」とコメントした。
そして「北斗の拳」の熱烈なファンで、子どもに“ケンシロウ”“ユリア”と名づけている角田信朗は、「僕たちが子供の頃は、マンガから色々学ぶ時代だった。子供たちにヒーロー、ヒロインになれ、という意味をこめて名前をつけました。北斗の声優になれたのは、運命だったのだと思います。夢はいつか叶うと信じていないと面白くない。出会うまでに時間はかかったけど、僕の夢も叶ったわけですから」と熱く語った。
「北斗の拳」は、今から20年以上も前の1983年に「週刊少年ジャンプ」(集英社)で連載された漫画。漢(おとこ)たちの熱き闘いと友情の物語は、読者の圧倒的な支持を得て、1984年にはテレビアニメもスタートし、爆発的な「北斗の拳」ブームが巻き起こった。その人気はいまだ衰えず、今なお熱狂的な「北斗の拳」の支持者は増える一方で、変わらない人気を保ち続けている。
今回の作品は、「真救世主伝説・北斗の拳」5部作として製作されているシリーズの第3弾。第1弾作品「ラオウ伝 殉愛の章}は昨年3月に劇場公開され、続く第2弾「ユリア伝」は2007年2月にOVAとして発売。第4弾となるOVA「トキ伝」が今冬発売予定、そして第5弾「ケンシロウ伝」が2008年劇場公開予定となっている。
海賊・赤鯱とともに、修羅の国に帰るレイナ。ラオウが再び修羅の国に帰って来ることを信じて待ち続けるが、ラオウはひたすら覇業を目指して突き進んで行く。そんなラオウの前に立ちふさがるのは、鉄仮面で顔を隠した「南斗最後の将」を名乗る謎の人物と、将に従う「義勇軍」だった。「南斗最後の将」を守る炎のシュレン、山のフドウ、海のリハクらの「南斗五車星」は、愛と哀しみを背負い、民衆とともに暴力と闘い続けて来たケンシロウを救世主とし、南斗拳王軍に果敢に立ち向かって来た。ケンシロウは、「南斗五車星」の一人、山のフドウと出会い、南斗義勇軍とともにラオウに挑むことを決意する。いっぽう、ラオウは自らが倒した義父リュウケンの亡霊に悩まされていた。リュウケンは、今のラオウではケンシロウには勝てぬこと、ラオウの覇業とは脆いものであることを告げる。だが、あくまで覇業の大義が自らにあると信じて疑わないラオウは、全軍をもって「南斗最後の将」の居城に向けて出陣するのだった。そして、その正体がかつて愛した女ユリアであることを知ったラオウは、激昂して居城に攻め寄せる。しかし、ケンシロウもまたユリアが生きていたことを知り、彼女を救うために駆けつける。こうして、北斗の兄弟は、宿命によって、否応なく最後の闘いに導かれる──。
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