この春より放送がスタート新作TVアニメ「交響詩篇エウレカセブン」のプレミア試写会が、東京・渋谷にある「オー・イースト渋谷DUO」で開催された。
「交響詩篇エウレカセブン」は、新進気鋭のアニメ・スタッフによって作られる新感覚PFアニメーション。PFとはフィロソフィー・フィクションの意味で、「哲学フィクション」の事とのこと。物語の舞台は、トラパーと呼ばれる特殊な粒子が大気中に含まれる惑星。将来訪れる自分の人生に対する閉塞感を感じ、生まれ育った街から逃げ出すきっかけを待っていた主人公の少年・レントンの前に、ある日ロボット(LFO)が現れる。LFOの中でも幻の機体であるその「ニルヴァーシュ」を操縦していたのは謎の美少女エウレカだった。成り行きから戦いに巻き込まれ、旅立ちを決意するレントンを待ち受ける運命とは……。
監督には劇場版「ラーゼフォン多元変奏曲」の京田知己、シリーズ構成に「攻殻機動隊S.A.C.」の佐藤大、キャラクターデザインに「キングゲイナー」の吉田健一、さらに音楽には「ウォーターボーイズ」「ローレライ」などでおなじみ佐藤直紀と期待の新鋭スタッフが勢揃い。さらに、メカニックデザインには「マクロス」シリーズの河森正治、コンセプチュアルデザインには「宇宙戦艦ヤマト」の宮武一貴、そして制作会社「ボンズ」と、豪華な体制で作り上げられる作品となっている。
今回開催された完成披露プレミア試写会では、まず最初に第一話「ブルーマンデー」を上映。ハイクオリティな映像と壮大なサウンド、そしてレントンやエウレカといった魅力的なキャラたちの織りなす物語に、抽選で選ばれ会場に駆けつけた300人のファンたちは釘付けとなっていた。続いて、主人公であるレントン役を演じる三瓶由布子、ヒロインのエウレカ役を演じる名塚佳織、カメラマンのストナー役の松本保典のキャスト3人がステージに登場。シリーズ構成を担当する佐藤大も交えて世界観やメカ、キャラクターについてや、制作スタッフたちへのマル秘トークなどで盛り上がった。
イベントでは、ほかにもスペシャルゲストとして、OPテーマ「DAYS」を歌うFLOWと、EDテーマ「秘密基地」を歌う高田梢枝も登場。それぞれ歌を生バンドで披露するなど、作品への期待感を十二分に感じさせてくれるイベントとなった。
TVアニメ「交響詩篇エウレカセブン」は、MBS・TBS系列全国28局ネットで好評放送中。また、USENが提供する光ファイバー回線サービス「BROAD-GATE 01」や、USENグループが運営する映像配信サービス「ShowTime」でも、4月17日24:00から一週間づつ各話PC向けに無料配信されている。携帯電話へのオンデマンド配信もおこなわれるとのことで、これらについては「交響詩篇エウレカセブン」の公式サイトで確認して欲しい。さらに、少年エースに続き、現在発売中の本誌「コンプティーク」5月号でもコミックの連載がはじまった。今回連載が開始されたコミックは「サムナ」という名の少年が主人公という、今夏発売予定のPS2版を元にした、TVアニメとは同じ世界観・別ストーリー作品となっている。ほかにも文化放送・毎日放送・BSQRで三瓶由布子と、名塚佳織がパーソナリティとなった「エウレカセブン RADIO ray=out」が始まるなど、「エウレカセブン」は、アニメを中心に多彩なマルチメディア展開をおこなっている。この春もっとも注目される作品といえる、この「交響詩篇 エウレカセブン」をぜひチェックしよう。
●「交響詩篇エウレカセブン」公式サイト