11月6日に、東京・渋谷にあるライブハウス「O-East」で、CooRie(クーリエ)の、ファーストアルバム「秋やすみ」発売記念ライブ「秋の夜長に…」が開催された。
CooRieは、2002年秋にTVアニメ「ななか6/17」のEDテーマ「大切な願い」でデビュー。その後「成恵の世界」「美鳥の日々」といったアニメのテーマソングを担当するなどし、優しいポップなメロディーと、温かく切ない歌声で多くのファンの心をつかんだ。8月にはアニメやゲームの音楽などをリリースしているランティスが設立した新会社「オンザラン」に所属。9月29日に発売された、アルバム「秋やすみ」は、オンザランのサウンドレーベル「Mellow Head」がリリースする第一弾作品であり、またCooRieとしても初のアルバムとなる一枚となっている。今回のライブは、このアルバムの発売を記念したもので、購入した人を対象に抽選で招待が行われた。
ライブが始まると、会場を埋め尽くしたファンの前に、秋らしいシックなスタイルでCooRieが登場。アップテンポで、爽快感あふれるTVアニメ『美鳥の日々』OPテーマの「センチメンタル」でライブはスタートした。初のライブということで、緊張気味のCooRieだったが、会場のファンによる熱い声援に応えるように、「想い出トランク」「えんぴつ」「大切な願い」「存在」といったアルバム収録曲を、時には躍動的に、時にはしっとりと歌い上げた。また、「自分でやると言い出したことなんだけど、すごく緊張してます」といいながら、TVアニメ「光と水のダフネ」のEDテーマであり、中原麻衣へと楽曲提供した「あなたと言う時間」を、キーボード弾き語りで披露。「この曲は、初めて楽曲提供させていただいただけでなく、ものすごく気に入っている曲なんですね。私は、いつもピアノで作曲していて、ピアノ一本で伝わる曲というのが目標なんですけど、この曲はそんな曲になったかなと思っています」とコメント。彼女の美しく歌い上げるバラードの旋律を、会場のファンはじっくりと聴き入っていた。
「未来へのMelody」を歌い終わった後、CooRieがアンコールに応えて再びステージに登場。「CooRieと出会うまで、私はずっと一人で悩みつつも音楽をやってきたつもりでいました。でも気がついたら、こんな風に私の歌を聴いてくださる人がいて……。こんな素敵なステージを用意していただいてありがとうございます。Coorieという存在が私に本当の『ありがとう』という気持をくれたと思います。歌では、簡単に『ありがとう』なんて歌えないと思っていたんですけど、ファンの皆さんや、私を支えてくれる人たちに向けて、書いた一曲です」とコメント。彼女が心を込めて「えんぴつ」を熱唱すると、会場からは万雷のような拍手が鳴り響いた。ラストは大歓声の中、TVアニメ『成恵の世界』OPテーマでもおなじみ「流れ星☆」を会場のファンと一緒に歌いライブは終了。CooRieと多くのファンの心がふれあった興奮と感動に満ちた60分だった。
●CooRie公式サイト
●「MellowHead」公式サイト