TBS系BSのデジタル放送局BS-iで放送中の、新作オリジナルTVアニメ「この醜くも美しい世界」。GAINAX設立20周年の記念作品第1弾となる、この作品のアフレコが都内のスタジオで行なわれた。
バイク便を営む叔父の家に住み込み、仕事を手伝いながら高校に通う主人公の竹本タケルは、幼なじみで従妹の西野マリや、友人の二ノ宮リョウらと何気ない日常を過ごしていた。そんなある日の夕方、リョウとタケルは配達の途中に空からやって来た謎の光と遭遇。タケルは森の中で光る繭を見つけるが、その中から現れたのは、なんと裸の美少女だった。自らを「ヒカリ」と名乗る少女に一目惚れしてしまうタケルは、怯える彼女に、「ヒカリは自分が守る」と伝える。その時、二人の前に謎の怪獣が現われ、ヒカリに襲いかかってきた。タケルとヒカリ。二人の出会いはいったい何をもたらすのだろうか……。
ガイナックスお得意の、ギャグ&お色気サービスを盛り込んだ、SFアクションアニメとなっているこの作品。人気TVアニメ「まほろまてぃっく」のスタッフ・キャスト陣が再集結した作品なのだ。「まほろまてぃく TVスペシャル」を監督した佐伯昭志をはじめ、山賀博之、大久保智康、植竹須美男、板垣伸ら「まほろまてぃっく」シリーズを制作したスタッフがずらりと勢揃い。もちろん、キャラクターデザイン&総作画監督は高村和宏。さらに「機動戦艦ナデシコ」「宇宙のステルヴィア」で監督を務めた佐藤竜雄が脚本担当として新加入したことで、より一層強力な陣容となっている。キャストも、主人公のタケル役に水島大宙など、新しく加わった声優がいるものの、大半が川澄綾子や清水愛ら「まほろまてぃっく」の声優で固められている。このように、続編などの関連性のない作品にもかかわらず同じキャスト陣という、劇団作品のようなシステムはとても珍しい。
この作品について、出演しているキャストに話を聞いてみた。
川澄綾子(ヒカリ役)
「平凡な日常を送っていたみんなの前に、ヒカリやアカリという異質な存在が現れ、全員の日常が変化し始める。ストーリーが進むにつれて、第1話とかを振り返って観ると、すごく綿密に複線が張ってあったんだなと思いました。楽しい時間は永遠に続くと思っているけど、それがいつどんな力でなくなっちゃうか分からないものなんだとこの作品を演じてみて思いました。とても面白い作品ですのでぜひ見てくださいね」
水島大宙(竹本タケル役)
「今回初めて、『まほろ』のキャストやスタッフと一緒の作品に出演させて貰ったんですけど、前の作品の空気がすごく良かったというのは伝わってきていたし、幸いにも『まほろ』以外では関わりのある人が多かったので、早くなじむことができました。ヒカリとタケルの仲の進展や、今後のストーリーがどうなるのか僕自身が楽しみにしていますし、この作品を観てくれるファンのみんなも、楽しんで見てもらえればと思います。」
清水愛(アカリ役)
「『まほろ』で演じたみなわちゃんは、すごいオドオドして頼りなく危なっかしい感じのキャラだったんですが、この作品では、アカリという、比較的しっかりしているキャラを演じさせてもらえることになりました。こんなしっかり者のキャラを演じるのは、私自身珍しいので、すごく新鮮な気分で楽しく演じさせてもらっています」
瀧本富士子(二ノ宮リョウ役)
「私の演じるリョウは、博愛主義者のおっとりさんという感じで、喜怒哀楽があまり表に出ないような感じなんです。アカリちゃんと出会って家に連れてかえってしまうんですけど、今までリョウが周囲と人に感じていた『好き』という感情とは違う思いを、彼女に対して抱きつつ接していくという役で、難しいなと思いつつ演じています」
真田アサミ(西野マリ役)
「スタジオの雰囲気がすごく良くて、スタジオのキャストたちが、これだけ強い信頼関係のもと、和気あいあいとやれるのがすごい大きいかなと思います。タケルをヒカリにとられないように頑張りますので、ぜひマリを応援してください(笑)。楽しかったり、いろいろ考えたり、ドキドキしたりといういろいろな要素が、いっぱい詰まっている作品だと思いますので、ぜひ観てください」
高田由美(ジェニファー・ポートマン役)
「ジェニファーは、とても優秀な生物学者で、みんなのことをチャチャ入れながら監視しつつも、これから作品の中で展開していく謎をドンドン解いていってくれるんじゃないかなと期待しています。キャスト・スタッフともに、これ以上の最強の陣容はないという、この春の新番組の目玉です。アクションあり、笑いあり、お色気ありの『最新進化型SF美少女アニメ』になってます。よろしくおねがいします」
菊地由美(紅林浴香役)
「今回もかなりテンションの高い作品になりそうで、またもや美少女揃いでウハウハです(笑)。キャストやスタッフと仕事以外でご飯食べにいったりとか遊びにいったりとか、家族のような仲間意識ができてます。役どころとしては盛り上げ隊なので、毎回明るく、テンション高くがんばっていきたいと思います」
水野愛日(漆島桜子役)
「桜子は、仕切り役というキャラです。最初の内は同じメンバーで違うキャラということに、少し違和感があったんですけど、今では楽しく演じさせてもらっています。この生存競争の激しいアニメ業界(笑)で、再び違う作品で同じレギュラーメンバーが集まれることは珍しいことだと思うし、すごい嬉しいです。これからもよろしくお願いします
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(C)GAINAX/醜美委員会

「まほろ」キャストに新たなメンバーを加え、よりパワーアップした「この醜」キャスト陣。
私市淳(浅倉晋一役)
「僕の演じるキャラはあまり本筋には絡みません。でも、必ず主人公の側にいて、テンションを上げる役です。視聴者代表というべきかもしれません。演じるにあたっては、何の不安もありませんでしたし、『まほろ』のときの楽しいメンバーでまたやれるという嬉しさでいっぱいです」
荻原秀樹(松村大治郎役)
「『まほろ』と同じく、主人公の友達のキャラクターということで、番組を盛り上げていくよう頑張りたいと思います。最初の頃は久しぶりという感じだったんですけど、すぐにアットホームな雰囲気になって、これからもいい雰囲気でやっていけるんだろうなと思います」
小林恵美(二ノ宮紀美役)
「私の演じるキャラは第4話から出てくるんですけど、かなり丁寧にキャラを描いてもらっているので、とても嬉しいです。紀美ちゃんは、私と違って小学生なのにしっかりしていて、お兄ちゃんが大好きな女の子です。そんな2人の家族にアカリちゃんが入ってくるということで、どうなっていくのか楽しみです」
小谷朋子(西野澄恵役)
「すごく綺麗で見ていて不思議な感じがする作品です。私が演じるのは大人でお母さんの役ということで、キャラたちを優しく見守っている感じを出せていけたらと思っています。どうぞよろしくお願いします」
TVアニメ「この醜くも美しい世界」は、TBS系BSデジタル放送局BS-iにて、毎週木曜日24:30より放送中。また、高橋洋子が歌うOPテーマ「metamorphose」と、石田燿子が歌うEDテーマ「夏色のカケラ」が収録されたマキシシングルは4月28日に、ジェネオン エンタテインメントから1260円(税込)で発売予定。
さらに6月4日に、「オリジナルサウンドトラックVol.1」が3059円(税込/初回限定盤・通常盤)、DVD第1巻が5250円(税込/初回限定版・通常版)で、こちらもジェネオン エンタテインメントより発売予定となっている。
● 「この醜くも美しい世界」公式サイト
● ジェネオン エンタテインメント公式サイト
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