東映アニメーションは、ハピネット・ピクチャーズとの共同プロジェクトとして、ハイターゲット向けに高品質のアニメーション作品をリリースしていく新ブランド、「アニマイスター」を立ち上げ、3月25日に第1弾作品となるOVAシリーズ「インタールード」を発売すると発表した。
「インタールード」は、NECインターチャネルよりドリームキャストとプレイステーション2で発売された、同名アドベンチャーゲームが原作。ごく平凡な日常をおくっていた主人公が、見知らぬ女の子との出会いをきっかけとして、今までにない非日常へと取り込まれていくというストーリーで、登場する3人のヒロインたちとの関わり方で多彩に展開していくマルチシナリオが、多くのファンに支持された作品だ。
今回のOVAシリーズは、原作のシナリオに脚色を加えたアニメオリジナルのストーリー。監督は「おジャ魔女どれみ」シリーズや、「明日のナージャ」などで演出を担当した長峯達也。キャストには和辻綾役に桑島法子、玉城麻衣子役に田村ゆかり、丸藤泉美役に金月真美、冬木イクオ役に郷田ほづみなど、メインキャストはゲームの時と同じ声優が演じている。また原作のゲームではプレイヤーの分身として、声優があてられていなかった主人公の相沢尚也役については、森田成一が演じる。
このOVA「インタールード」について、アフレコの最中であるメインキャスト3人と、長峯監督にコメントをもらった。
長峯達也(監督)
「いままで、子供向けアニメを作ってきたんですが、初監督、さらにハイターゲット向けの作品にということで、自分でもまだ試行錯誤を続けている最中です。作品としては、原作のゲームでは大きく3つの分岐に分かれシナリオは進んでいくんですが、それをどうやって1つのストーリーにまとめていくか、そしてドラマとして成立させるかというところに苦労しています。また、話の内容も、原作のテイストを引き継ぎハードにするとともに、映像的には、映画のカット的なレイアウトやカット割りなどを使い、画面構成を重くするなど映画的な手法を意識しました。『映画会社としての東映が作ったアニメ』というものを見せていこうと思っています」
桑島法子(和辻綾役)
「綾はとても風変わりな女の子で、ゲームの時は主人公と2人の世界を作っているみたいな感じのキャラだったので、今回アニメで他のキャラたちとのつながりを客観的に見ながら、綾を演じることはとても新鮮です。第1巻では導入部ということで綾の出番は少ないんですけど、これからどうなっていくのか、とても期待していますし、わたし自身とても楽しみにしています」
田村ゆかり(玉城麻衣子役)
「ゲームの収録の時は、玉城麻衣子ちゃんは性格がぶっとんだような娘だったこともあって『どう演じよう?』と思っていたんですけど、今回アニメの収録をしてみて、彼女の行動やセリフが、『わたしに似てるかも』と思えるところがたくさんあることを再確認して、彼女をとても身近に感じられるようになりました。面白い作品ですのでぜひとも見てください」
森田成一(相沢尚也役)
「僕は、ゲーム本編からやっていらっしゃる方々と違って、アニメからの参加となったのですが、尚也はとても普通の人で、だからこそ逆に演じるのが難しいですね。テンションが高くても低くてもいけないわけで、アフレコでは苦労しています。尚也という役を演じていくにあたって、オーディションの時に監督がおっしゃった『自分の感情そのままに演じてくれ』という言葉のとおり、リアルなテイストというものを出していければいいなと思います」
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アフレコの合間におこなわれた「インタールード」キャスト&監督による集合写真。

東映アニメーションの新ブランド「アニマイスター」の
第1弾作品だ。
アニマイスターとは、アニメーションの「アニメ」と職人という意味の「マイスター」を合成した造語。東映アニメーションは、今後も第2弾、第3弾とハイターゲット向けの高品質のアニメ作品をシリーズで発表していくとしている。
OVA「インタールード」は、ハピネット・ピクチャーズより全3巻でリリースされ、3月25日に第1巻が、以降隔月で第2巻が5月、第3巻が7月にリリースされる(各6800円)。また、スカイパーフェクTV!のPPVチャンネル「パーフェクトチョイス」で、3月6日から14日までの9日間、「インタールード」プレミア放送が放送される。内容の詳細はまだ未定だが、特典映像を含んだ55分間の放送となるという。 |