リトルウィッチは9月16日に都内のスタジオで、今冬発売予定の美少女PCゲーム「Quartett!」で使用される楽曲の録音をおこなった。
「Quartett!」は「白詰草話」に続く、リトルウィッチ・ブランドの第2弾。音楽好きの陽気な青年フィル・ユンハースは、マグノリア音楽院の講師クラリサの紹介で、あるカルテットに参加することになる。そこでフィルは3人の女の子たちとともに「マグノリア・カルテット・コンクール」での優勝をめざす……。
「Quartett!」というタイトルからもうかがえる通り、この作品の注目点のひとつが「サウンド」だ。特にゲーム中に流れる音楽は、生の弦楽器で演奏された楽曲が多用され、クラシックの定番曲はもちろん、本作品のために作られたオリジナル曲も用意されている。ちなみにオリジナルの楽曲については、「白詰草話」のイメージソング「白詰草」を手がけた「エナジーフィールド」(7月に解散)の作曲担当だった、細井聡司によるもの。
当日は楽曲収録の合間をぬって、作曲を担当した細井聡司、ヴァイオリンを担当した竹内純、そして原画家である大槍葦人にコメントをもらった。
細井聡司
「僕自身、非常に楽しくやらせてもらいました。でも、やってくうちに、どんどん生の楽曲を入れたくなるんですよ。でも予算がね(笑)。大槍さんの絵というのは独特なカラーを持っているんですが、いろいろ打ち合わせとかでお話ししていくうちに、今までのイメージだけじゃなく新しいイメージに変えていきたいということを言われていたんですね。ですから、大槍さんの絵の新しい一面を、音楽で引き出せればということを意識して作りました」
竹内純
「今の音楽って、わりとシンセサイザーなどで作られた曲が多くって、生演奏の音を聞く機会はすごく少ないと思うんです。前から多くの人に、生の音というものを聴いてほしいという想いがありました。よく癒し系というけど、本当の癒し系というのはああいった生の音じゃないかなと思うんです。ぜひともこのゲームをプレイしたユーザーがその魅力を堪能してくれればうれしいです」
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作品と同じ弦楽器のカルテットで生演奏された楽曲が作中で使われている。

左から弦楽カルテットの奏者4人と、グラフィック担当大槍葦人に音楽担当の細井聡司。
大槍葦人
「音楽学校ものということで、どうしても生音が外せないと考えていました。オリジナルの楽曲については、シナリオライターが書いたイメージを細井さんに伝えておきましたけど、基本的に自由に作ってもらって結構ですという形でお願いしました。
いつも絵柄的に僕の作る作品は、シリアスとか芸術的なものとイメージされがちでした。でも『Quartett!』では、そういう面も押さえつつ、ポップで明るい学園ものということで、いままでとは違った一面が出せたんじゃないかなと思っています。まだ制作途中なんですけども手応えは感じているので、ぜひとも期待してください」
● リトルウィッチ公式サイト
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